学名: Osmunda japonica 漢字名:薇 別名:ハゼンマイ、シシゼンマイ 分類/科名:ゼンマイ科ゼンマイ属
草丈:50~100cm よく見かける場所:土手 よく見かける時期:3~5月
草丈:50~100cm よく見かける場所:土手 よく見かける時期:3~5月
4月ごろに花のような茶色いモジャモジャした胞子葉を伸ばします。シダとしては切れ込みが少ない羽状の緑色の葉を広げています。葉は栄養葉が伸びたものです。
日本と東アジア原産の多年草のシダ植物です。日本では各地の平地から山地までに群生します。
「ゼンマイ」の語源は、
「せんまき(千巻き)」に由来するという説や巻いた姿が古銭に似るからとの説など諸説あります。
新芽は山菜のゼンマイです。内側にうずを巻き表面は褐色を帯びた白い綿毛で覆われています。新芽は早春に芽生える胞子葉(男ゼンマイ)と、やや遅れて出る栄養葉(女ゼンマイ)の2種類があり同じ株に混在します。山菜として食べられるのは女ゼンマイです。
山菜採りのマナーでは、栄養葉(女ゼンマイ)より早く芽を出す胞子葉(男ゼンマイ)を採ると、その後再生しなくなるために採ってはならないとされているそうです。
ワラビとゼンマイの違いは見た目でわかります。
芽が一本で綿がついているのがゼンマイです。
ワラビはつぶつぶした芽が複数ついています。
てんてん
ゼンマイは山菜の中でも特に灰汁が強いそうです。
しっかり灰汁抜きします。
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