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ソメイヨシノ 今が満開です。

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学名:Cerasus ×yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’ 漢字名:染井吉野 英語名:Cherry blossom 分類/科名:バラ科サクラ属
高さ:5~10m よく見かける場所:街路樹 公園  よく見かける時期: 3~4月
花言葉:純潔 優れた美人
桜といえばソメイヨシノです。花見の標準木で開花も公式に発表されます。江戸時代末期から明治初期に、江戸の染井村に集落を作っていた造園師や植木職人達によって育成された品種です。
日本各地に植えられています。種から繁殖できないため全てのソメイヨシノが接ぎ木で殖やされたクローンです。
クローンであるため同地では同時に開花し満開になります。若木から花を咲かせ、成長が速く大木になりやすいことなどから、明治以来徐々に広まり第二次世界大戦後に爆発的な勢いで各地に植樹され日本で最も一般的な桜となりました。
起源についてはいろいろな説がありますが2019年4月1日、かずさDNA研究所、島根大学、京都府立大学が共同でソメイヨシノのゲノム情報(全遺伝情報)の解読してエドヒガンとオオシマザクラを祖先に持つことが判明しました。この祖先の2種は552万年前に異種に分かれ、百数十年前に交雑してソメイヨシノが誕生したと考えられています。
戦後に植えられたソメイヨシノが病害虫によって枯れて数を減らしています。木の寿命が60年といわれていますが、100年以上たつ古木も確認されています。

今年は3月28日現在、ほぼ満開状態です。これから散り始めて花吹雪が観ることができます。

ソメイヨシノの弱さが指摘されてきています。そのため、花や開花時期がソメイヨシノと類似している上に、サクラ類てんぐ巣病にも強いジンダイアケボノかコマツオトメへの植え替えを奨めている自治体が増えているそうです。