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タケシマユリ 日本名で竹島(韓国名では鬱陵島)産の百合です。

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学名:Lilium hansonii 漢字名:竹島百合 分類/科名:ユリ科ユリ属
草丈:70~80cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期:5~ 7月

すーっと伸ばした花茎に、うつむき加減なやさしいオレンジ色の肉厚の花を咲かせます。輪を描くように葉をつけます。

日本や朝鮮半島・シベリア沿海州など日本海側に自生するクルマユリに近い球根植物です。韓国の鬱陵島(うつりょうとう・ウルルンド)の固有種ともいわれています。
名前「タケシマユリ」は鬱陵島が旧日本名で磯竹島、ないし竹島と呼ばれていたところから名付けられたそうです。
輪を描くような葉(輪生葉)をつける東アジア原産のユリは、タケシマユリを含めて4品種だけだそうです。
球根は苦味が少なく食用になり、丈夫で育てやすいため古くから食用として栽培されてきました。
日本にあるタケシマユリは、18世紀以前から球根で殖やされてきたため自家受粉ではタネができないようになってしまったそうです。

ご近所の小学校で出会いました。
肉厚の花と葉のつき方が独特で目をひきました。

てんてん
てんてん

他の固体との交配を行うとタネができますができたタネを育てても大きくならないそうです。

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