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ツクバネガキ 盆栽にもされる柿です。ヒメガキ(姫柿)やロウヤガキ(老鴉柿)などともよばれています。

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学名:Diospyros rhombifolia Hemsl. 漢字名:衝羽根柿 別名:ヒメガキ(姫柿) ロウヤガキ(老鴉柿) 英語名:Chinese persimmon 分類/科名:カキノキ科カキノキ属
高さ:2~4m よく見かける場所:鉢植え 庭木(関東地方以西) よく見かける時期:実9~11月
秋にフデガキに似た手のひらサイズの実を枝先につけます。
中国・浙江省原産の落葉樹です。もともと山奥に自生しロウヤガキ(老爺柿、老鴉柿)と呼ばれていたそうです。日本には第二次世界大戦中に京都府立植物園初代園長である菊地秋雄氏により持ち込まれたそうです。
渋柿の仲間です。雌雄異株で雌株単独でも実がなりますが果実の中に種子はできず実が多く落ちるようです。
種を3~4月に植えると、梅雨のころには芽が出て、水や肥料を欠かさず3~4年育てると、実がつくそうです。種から育てるので、世界に一つしかない樹種が誕生することが多く、柿のミニチュア版として盆栽での人気は高いそうです。
てんてん
てんてん

年の夏に伸びた、新しい枝の先端近くに花芽が付くので剪定の際は注意が必要です。

姫柿ブランド

山口安久氏が1985年に中国より姫柿を導入し多くの姫柿ブランドを作り出しました。実が赤味・黄味、長実・丸実など多様な個体変異をみせるので“姫柿”と名づけ、更に一つ一つに品種名を与えてブランド化しました。現在でも異種交配や実生により全く新しい特性を持つ新たな樹種も誕生してきているそうです。こちらに品種名が一覧になっています。
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