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ネムノキ 日当たりを好み生長が速いオアイオニア植物です。暗くなると葉をとじる就眠運動をします。

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学名:Albizia julibrissin 漢字名:合歓木 合歓の木 別名:ネム ネブ マッコノキ 英語名:Mimosa  Persian silk tree 分類/科名:マメ科ネムノキ亜科ネムノキ属
高さ:6~10m よく見かける場所:庭 山  よく見かける時期:6~7月
初夏から夏にかけて樹上に細い毛のかたまりのような花を咲かせます。花は夕方に開き、翌日にしぼみます。葉はミモザと同じ大型の2回偶数羽状複葉で多くの小葉をつけます。夜は小葉が閉じます。

アジア南部や日本に自生する落葉高木です。ネムノキ属は熱帯地方に多く分布していますが本種は耐寒性があるため比較的高緯度の地域にも分布しているそうです。日本のネムノキはネムノキ属の北限種だそうです。
日当たりを好み、生長が速いオアイオニア植物で河原や山、庭などで見かけます。
名前「ネムノキ」は暗くなると葉をとじる就眠運動からきているそうです。

マッコノキ(抹香の木)
かつて秋田では、お盆が近づくと家々でこの木を伐りとって葉を乾燥させ臼でついて抹香を作ったことからきているそうです。
このホームページはネムノキが丁寧に紹介されています。

てんてん
てんてん

ネムノキの就眠運動を引き起こす分子が見つかったそうです。

2018年、東北大学大学院理学研究科(兼務 同大学院生命科学研究科)の上田実教授らは就眠運動を引き起こす分子(イオンチャネル)を初めて発見し、それらが葉の上面側と下面側の細胞で不均等に発現することで葉の動きが生まれることを明らかにしました。
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