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ハナトリカブト あでやかな青紫の花を咲かせます。各部分には非常に強い毒があります。

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学名:Aconitum carmichaelii Debeaux. 漢字名:花鳥兜 別名:カラトリカブト(唐鳥兜) 分類/科名:キンポウゲ科トリカブト属
草丈:60〜150cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期: 8~10月
夏の終わりから秋にかけて、青い花がかたまって咲いて穂のようになります。葉は切れこんで三つから五つにわかれています。

中国やヨーロッパが原産の多年草です。
日本にも約30種余りのトリカブトが自生しているそうです。
名前「ハナトリカブト」のトリカブト(鳥兜)は雅楽のときに使う烏帽子のことで花の形が似ていることから名付けられました。
トリカブトには毒性があります。根ばかりでなく花や葉、花粉にまで毒があります。慎重な取り扱いが求められますが園芸植物としても人気があり、花つきのよい種、花の色変わりのものや斑入り、小型の種などが栽培されているそうです。

ご近所で出会いました。
鮮やかな青紫色が印象的でした。

てんてん
てんてん

猛毒です。

ハナトリカブトの各部分には非常に強い有毒成分が含まれています。口にすると症状が摂取後の1時間以内に現れ大量に摂取した場合ほぼ即死に近い状況になるそうです。
昔から矢に塗る毒として用いられてきました。毒性を減らしたものは「附子(ぶし)」や「烏頭(うず)」として鎮痛や強精などの目的で生薬として用いられているそうです。
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