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ヒガシニホントカゲ(幼体)幼体と成体は体色が違います。東日本のトカゲの名称はニホントカゲから2012年に新種としてヒガシニホントカゲ になったそうです。ミミズとの格闘を撮影しました。

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学名:Plestiodon finitimus 漢字名: 英語名:apanese five-lined skink 分類/科名:有隣目トカゲ科
大きさ(成体):20~25cm よく見かける場所:日当たりの良い道ばたなど  よく見かける時期:4~11月
夏の朝に下草や側溝の脇でよく見かけます。長さは5cmぐらいと小さく全体に光沢があり鮮やかな青い筋が見えます。
ヒガシニホントカゲは三重県、和歌山県あたりから北海道にかけて分布します。2012年に遺伝子レベルの検討で西日本に生息しているものがニホントカゲで関東等東日本に生息しているものはヒガシニホントカゲとして別種扱いになりました。この両種は基本的な姿かたちはほとんど同じです。
幼体と成体では体色が変わります。メタリックブルーに輝くのは幼体で成体になると全身が茶褐色になります。繁殖期のオスは顔に赤味がかかります。
昆虫・クモミやミズなどの地上の小さい生き物を捕まえて食べます。
5月ごろ石垣の隙間などに5~16個の卵を産み雌親は孵化するまで卵を保護するそうです。冬には日当たりのよい場所の地中や石垣のすきまなどで冬眠しているそうです。
ネコやヘビ、モズなどに捕食されることがありますが襲われると尾を自分で切り落と(自切)して逃げます。幼体と成体の体色の違いは自切に関わっているといわれています。
(幼体は動きも遅く外敵から逃げる力も弱いので自切後もより目立つ青い尾で外敵の注意を集め逃げられる確率を上げていると考えられているそうです。)

尾は再生します。

トカゲやヘビは苦手ですが、よく見るときれいでかわいいです。
最近コンクリートの側溝で小さい仲間たちを毎朝見かけます。今年産まれた幼体です。3匹確認しました。兄弟姉妹でしょうか。
ニホントカゲは関西以西に分布し関東地方ではヒガシニホントカゲが主流ということを始めて知りました。

てんてん
てんてん

ミミズを見つけて格闘をはじめました。

 

ヒガシニホントカゲとニホントカゲ

2012年に東日本およびロシア沿海地方の個体群が外部形態やミトコンドリアDNAのCOI遺伝子の分子系統推定から新種としてヒガシニホントカゲ として分割されたそうです。
ヒガシニホントカゲとニホントカゲは見た目はほとんど同じで目と目の間の部分の2枚のうろこが離れている(ぴったりとはくっついていない)のがヒガシニホントカゲだそうです。
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