ヒガンバナ 秋風がふきはじめると一斉に真っ赤な花を咲かせ始めます。すっと茎が伸び葉もないときに咲きます。

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学名がくめいLycoris radiata 漢字名かんじめい:彼岸花 別名べつめい:曼珠沙華(マンジュシャゲ)地獄花じごくばな 英語名えいごめい: red spider lily  分類/科名ぶんるい かもく:ヒガンバナヒガンバナぞく
草丈くさたけ:30~ 50cm よくかける場所ばしょ: 川岸かわぎし みちばた よく見かける時期じき:9月
あきのすずしいかぜがふきはじめると一斉いっせい真っ赤まっかはなかせはじめます。すっとくきもないときに咲きます。

中国大陸原産ちゅうごくたいりくげんさん鱗茎りんけい(タマネギのような球根きゅうこん)でふえ毎年まいとし花をさかせる多年草たねんそうです。中国原産ですが台湾たいわん沖縄おきなわにはられず、いきなり日本にほんにやってきたそうです。やってきた時期じきもいろいろで室町時代むろまちじだい(1336〜1568ねん)よりあとのころといわれています。
名前なまえ「ヒガンバナ」はあきのお彼岸ひがんころに咲くことから名付なづけられたそうです。
別名べつめい「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」は、インドのサンスクリット天界てんかい神々かみがみのいるところ)に咲く花という意味いみだそうです。おめでたいことがおこりそうなときに赤い花がてんからってくる、という仏教ぶっきょうのおきょうからきているそうです。
んぼのあぜ墓地ぼちおおられます。害虫がいちゅう動物どうぶつりつかないようにひとえたようです。地下ちか球根きゅうこんつよどくがありますが、この球根はおおくのデンプンをふくどく成分せいぶんみずにとけるため飢饉きがそなえとしたともいわれます。

綺麗きれいな花ですがむかしから縁起えんぎわるい花としていえにわにはえませんが、最近さいきん園芸用えんげいようのリコリスという花をよくみかけます。

 

てんてん
てんてん

全草ぜんそう有毒ゆうどくです。

とく鱗茎りんけい(球根みたいなもの)はリコリンなど有毒成分ゆうどくせいぶんおおふくんでいます。花の後の葉がニラに、にていますので、まちがってべないように気をつけてください。