ヒレハリソウ　むかしは健康食品として使われていましたが今は有毒植物に分類されています。

学名：Symphytum officinale L. 　漢字名：鰭玻璃草　別名：コンフリー　英名：Comfrey　分類/科名：:ムラサキ科ヒレハリソウ属
草丈：50〜90cm　よく見かける場所：庭　道ばた　よく見かける時期：5月〜7月

夏に垂れ下がるように下向きに房のような花を咲かせます。
花の下の葉が翼のように広がっています。

地中海沿から西アジア、シベリア西部の地域の原産の多年草です。明治時代に渡来して栽培されていました。野生化して日本各地の畑の周辺・道ばた・空き地・野原などでも見かけようです。
和名「ヒレハリソウ」は下葉に魚のヒレのようなものがあることから名付けられたそうです。

釧路の街の中でも咲いていました。

てんてん

ビタミンやミネラルを多く含むことから「コンフリー」と呼ばれ健康食品として利用されていましたが、有毒なアルカロイド成分により肝障害が起こることがわかり有毒植物に分類され日本では2004年6月に食品としての販売が禁止されました。