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ヘラオオバコ ヨーロッパでハーブや家畜用飼料としても栽培されているそうです。

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学名:Plantago lanceolata 漢字名:箆大葉子 英語名:Ribwort Plantain, English Plantain. 分類/科名:オオバコ科オオバコ属
草丈:30~70cm よく見かける場所:どこでも  よく見かける時期:3~7 月

 道路脇などに細長いへら状の葉を上に向けて放射状に伸ばしています。長い茎の先に緑色のドングリのような花序には小さな花が密生して下から上へと次々に咲き上がっていきます。花は花序の周りに細い糸に支えられてついて白い輪のように目立つのはおしべです。

全体にオオバコより大きく高いがオオバコのような踏みつけ耐性はないので歩道の端などに生えています。

ヨーロッパ原産の帰化植物で世界中に広く分布する多年草です。
日本には江戸時代末期に侵入したものとされています。その後、広く日本全土に分布を広げました。繁殖力が強いのが 特徴で1個体で最大10,000個もの種子を作るそうです。畑地、道端、果樹園、河川敷、牧草地、荒地などに広く生育しています。
生態系に悪影響を及ぼす可能性がある植物として要注意外来生物に指定されています。

和名はオオバコのなかまの植物で葉がへらのような形なことに由来します。
ヘラオオバコはヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され家畜用飼料としても栽培されているそうです。

和泉川の河川敷に元気に自生していました。

てんてん
てんてん

ハーブとして使うこともあるそうです。

ハーブとしてのヘラオオバコ(リブワート)
西洋オオバコ(P.major)がその広い葉を利用して傷口や炎症部位に貼付剤として外用されることが多いのに対しリブワートは粘液ハーブとしてすぐれた鎮咳、去痰作用や口腔・咽頭部の炎症には冷浸剤やシロップ剤の形で用いられるそうです。
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