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ヘンルーダ  独特な甘い香りがあります。猫よけハーブとして販売されています。

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学名:Ruta graveolens  漢字名:芸香(うんこう) 別名:ルー ガーデンルー 英語名:Common Rue 分類/科名:ミカン科ヘンルーダ属
草丈: 50~100cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期:6~7月
花言葉:悔恨
初夏に黄色い花を咲かせます。葉は、マリーゴールドに似ていますが、丸みをおび肉厚で青っぽい緑色をしています。葉をちぎると甘いサンショに似た匂いがします。

地中海沿岸が原産のミカン科の小低木です。ハーブとしてヨーロッパでは、食用や精油づくりに使われていたそうです。日本へは、江戸時代に渡来したそうです。本来、葉に薬効があるとされていましたが、かぶれるなど毒性があるため現在はハーブとして使われていません。
現在では、猫よけハーブとして、ホームセンターや園芸店で販売されています。
この柑橘系の独特な香りが猫が嫌がるそうです。
埼玉県の猫よけについてのホームページに「効果があると言われている植物の例」として「ヘンルーダ」の名前が出ていました。

耐寒性が弱いので冬は軒下など霜のあたらない場所で育てます。種からも殖やすことができるそうです。

匂いが気になって、後日ヘンルーダダールの生えている場所に行きました。元気に実をつけていました。

葉の匂いをかぐと甘いバニラに近い匂いがしました。以前飲んだことのあるワイン用ブドウの搾りかすで造る蒸溜酒「グラッパ」の香り付けに使われるそうです。そういえばこんな香りがしました。

てんてん
てんてん

この花もグールレンズで名前が分かりました。
猫は嫌いなようですがアゲハには人気の葉のようです。

ヘンルーダには毒性があり触れると「かぶれる」ことがあるそうです。それほど強くはありませんが肌が敏感な人、体調がよくない人が触れると赤くなってかぶれます。ヘンルーダにふれるときには手袋をするなどの注意が必要だそうです。