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ボタン 「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」という言葉は元々は生薬の用い方をたとえたものだそうです。

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学名:aeonia suffruticosa 漢字名:牡丹 英語名:Peony 分類/科名:ボタン科ボタン属
草丈:100~150cm よく見かける場所:庭 花壇  よく見かける時期:4〜5月
七十二候の牡丹華 (ぼたんはなさく)の時期に新しい葉が出てきて細い枝先に大きな花を咲かせます。
紅・淡紅・白・紫など様々な花色があります。葉には切れ目があります。

中国が原産の落葉低木です。
8世紀ごろに中国から薬用植物として日本に伝わったそうです。
江戸時代には数多くの園芸品種が作出されましたが現在栽培されている品種の多くは明治以降に作られたものだそうです。
耐寒性は強く耐暑性は弱い晩春の花です。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があります。
これは美人を形容する言葉ですが、元々は生薬の用い方をたとえたものでだそうです。
「立てば芍薬」の「立てば」はイライラとし気のたっている女性で「座れば牡丹」の「座れば」はペタンと座ってばかりいるような女性のことをあらわしたようです。

てんてん
てんてん

芍薬と牡丹の違いが気になります。
シャクヤクは草本でボタンは木本です。
ボタンは、ほとんどの品種で香りがないそうです。

木本(木)
枝や茎が長い間、大きく太っていく植物
草本(草)
枝や茎が一年程度で枯れてしまうか太り続けることがない植物

ボタンとシャクヤクの違い

 ボタン シャクヤク
葉のかたち 切れ込みあり 切れ込みなし
葉のつや なし あり
花の香り なし あり
花の散り方 花びら一枚ずつ 花ごと落ちる
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