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ミツバチ 野生のようなので、たぶんニホンミツバチ?ニホンミツバチはスズメバチには強いです。8月19日は「はち育の日」

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学名:Apis cerana japonica 漢字名:日本蜜蜂 英語名:Japanese honey bee 分類/科名:ミツバチ科ミツバチ属
大きさ:働き蜂13mm前後 よく見かける場所:公園 野原 よく見かける時期:3 ~11月
春から夏にかけてシロツメグサなどの花の蜜を集めています。
ミツバチの種は9種で社会性ハチ類の中でも少ないそうです。(マルハナバチが世界に500種)セイヨウミツバチとトウヨウミツバチが世界の東西で熱帯から寒地までの広域に分布し、その他のオオミツバチ、コミツバチなど7種は、いずれもアジアの熱帯域に極地的に生息しているだけです。
日本には飼養状態下のセイヨウミツバチと在来(野生)種のニホンミツバチの2種います。
ニホンミツバチはトウヨウミツバチの亜種でDNA鑑定で朝鮮半島由来とされているそうです。本州、四国、九州に分布しています。暗茶褐色で腹部に縞模様があります。セイヨウミツバチより全体に黒っぽく腹部上部はオレンジ色にならないそうです。(セイヨウミツバチはオレンジ色)
木の洞や地中に巣を作ります。
ニホンミツバチはダニに対して非常に耐性があり極端な天候にも適応でき飛行時間が長くセイヨウミツバチよりも刺す可能性が低いそうです。日本の養蜂家は生産性の高さからセイヨウミツバチの導入を試みましたがスズメバチに対する先天的な防御を持っていないため野生化していないようです。それに対して本種はスズメバチに対して多くの防御戦略を持っているため野生で繁殖して国内の養蜂に現在も使用されているそうです。

公園で見つけたミツバチを撮りました。オレンジ色の部分もあるのでセイヨウミツバチかもしれません。
下の動画は我が家のブルーベリーにやってきたミツバチです。こちらはオレンジ色が濃いのでセイヨウミツバチでしょうか。

てんてん
てんてん

ニホンミツバチが激減しているようです。
西洋ミツバチ養蜂が盛んになるほどニホンミツバチが生息しにくくなっていくそうですが西洋ミツバチも減っているようです。

スズメバチへのニホンミツバチの防御戦略は命がけ?
ニホンミツバチはスズメバチが巣箱に入ると、何百ものミツバチの群れがそれをボール状(蜂球)に囲み飛翔筋を激しく振動させ熱(46℃)でスズメバチを殺します。蜜球の中心部のミツバチはスズメバチの顎の犠牲になります。それだけなく蜂球でスズメバチを退治したあとのミツバチたちにも大きな影響が残り余命が短くなることが分かったそうです。
さらに一度蜜球に参加し余命が短いミツバチたちは再度蜜球に参加するそうです。
くわしくはこちらのページから論文へ移れます。
論文表題「両刃の熱:ミツバチが熱い防御的な蜂の球に参加すると、平均余命が短くなり、将来の防御に従事する可能性が高くなります」
論文は英語なのでクロームブラウザで開くと翻訳されます。

8月19日は「はち育の日」

横浜市アメリカ山公園管理では西武造園グループの環境教育プログラム「はち育®」を実施しているそうです。
公園内でみつばちを飼育し、みつばちの特性を活かした環境教育プログラム実施や採蜜したはちみつによる商品開発等の取り組みを行い8月19日を「はち育の日」としています。「はち育の日」の2021年8月19日(木)より新商品「はちみつアイスクリーム」を2021年8月19日(木)を同公園などで販売するそうです。
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