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ミツマタ お札の原料です。

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学名:Edgeworthia chrysantha 漢字名:三椏(三又、三叉、三枝とも書く) 英語名:Paper bush Oriental paper bush 分類/科名:ジンチョウゲ科ミツマタ属
草丈: ~ cm よく見かける場所:庭  よく見かける時期:3~4月
花言葉:強靱 肉親の絆
葉の無い三つに分かれた枝先にオレンジ色の花が咲いています。ジンチョウゲのように厚手の花には芳香があります。下向きに小さな花が集まって半球形に、こんもりとしています。
ジンチョウゲ 急に枯れることがあります。
学名:Daphne odora 漢字名:沈丁花 英語名:Daphne odora, Winter daphne 分類/科名:ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属高さ:50~150cm よく見かける場所:庭 公園  よく見かける時期:2~4月花言葉:...

中国原産の落葉低木です。 奈良時代末期に三枝(さきくさ)という名前で、万葉集にも詠まれているのでその時代から渡来していたようです。その後、枝が三つに分かれているので「みつまた」と名づけられたようです。和紙の原料として使われ始めたのは戦国時代からといわれています。
早春の花として、仲春の季語として使われます。

枝を観察すると三つに分かれた枝の一本一本が三つに分かれ、さらに一本一本が三つに分かれる幾何学模様です。まさに木のフラクタル図形です。フラクタルについて

 

てんてん
てんてん

ミライノシテンhttps://www.mirainoshitenclassic.com/2017/08/o.html
からお借りしたフラクタルのアニメーションGIFです。
ここでは、二つ二つに分かれていく様子を表しています。

日本のお札の用紙の原料です。明治12(1879)年に初めてお札用紙の原料として採用されてから、現在まで伝統が受け継がれています。
日本銀行券(紙幣、主に1万円札)の原料として独立法人国立印刷局に納めるミツマタ(白皮)「局納みつまた」と呼ばれています。
島根、岡山、高知、徳島、愛媛、山 口の局納生産県6県が生産契約を結んで生産しているそうです。(平成16年の資料)