ヤナギハナガサ　花笠のような咲き姿と細長い葉が柳の葉に似ているところから名付けられたそうです。

夏にスーッと伸びた株先に青紫色の小さな花を花笠のように咲かせます。花にはクチナシに似た甘くて優しい香りがあるそうです。

粗く分枝した枝には細長い葉が数枚つきます。葉には、しわがあり縮んで裏面に毛が生え茎を抱くようつけます。

茎の断面は四角形で中空です。
南アメリカ原産の常緑性多年草です。日本へは園芸用として入ってきたものが1950年代くらいから野生化して北海道から九州に帰化しています。
花笠のような咲き姿と細長い葉が柳の葉に似ているところから「ヤナギハナガサ」と名付けられたそうです。
とても丈夫な植物で空き地や道端などにも生えています。日当たりのよい場所に根付いて枝分かれしながら、縦にも横にも広がっていくのが特徴です。