ラナンキュラス　アネモネとは球根がちがいます。

あざやかな赤あかやオレンジ色いろなどの花はなをこんもりと咲さかせます。
葉ははぎざぎざがめだちます。

もともと地中海沿岸ちちゅうかいえんがんに生はえていた毎年まいとし花を咲かせる宿根草しゅくこんそうです。球根きゅうこんで育そだつものもあります。十字軍じゅうじぐんがヨーロッパに持もち帰かえった花を園芸用えんげいようとして品種改良ひんしゅかいりょうされてきた花です。日本にほんへは、明治めいじの中頃なかごろにやってきたそうですが花はなも小ちいさく花びらの数かずも少すくなかったようです。
学名がくめいなどのRanunculus（ラナンキュラス）はラテン語ごの“Rana”（カエル）からきているそうです。これは仲間なかまの多おおくの種しゅが湿しめった場所ばしょに生はえて葉はがカエルの足あしに似にていることから名なづけられたそうです。
地中海沿岸原産げんさんの花たちの特徴とくちょうとして日本の夏なつの暑あつさと湿気しっけが苦手にがてです。春はるに咲いた花が終おわったら球根きゅうこんを堀ほりあげて乾燥かんそうさせておきます。秋あきにその球根きゅうこんを植うえると次つぎの春はるにまた花を咲かせることができます。ただし花は園芸店えんげいてんで売うっている苗なえのように2月頃がつごろには咲かず4月頃から咲き始はじめます。