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中秋の名月 今年の中秋の名月が9月ではなく10月で、おまけに満月ではない訳と「うさぎの餅つき」

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OLYMPUS E-M5 MarkⅡ レンズ150mm 絞り優先 シャッタースピード1/320 ISO3200

昨夜(2020年10月1日)の22時頃、南東の雲が晴れて「中秋の名月」を撮影できました。月は明るいので普通に望遠レンズ(150mm)をつけて写すことができました。

 

中秋の名月はいつ

天保暦(旧暦)では「中秋の名月は八月十五日」です。旧暦の中秋の名月の日を今の月日に当てはめ方は、「秋分日(太陽が秋分点を通過する日)以前の、一番近い朔(新月)の日を1日目(旧暦八月一日)として、15日目を中秋とする」としています。このようにすると旧暦は、現在の暦からおよそ1か月遅れになります。そのため、中秋の名月は9月になることが多いのです。しかし2020年の場合、秋分日は9月22日、直前の朔の日は9月17日ですので、15日目(14日後)の10月1日が中秋となります。
「十五夜」は「新月の日を1日目としたときの15日目の夜」ということですが、この日に満月になるとは限りません。「満月の日」というのは、その日のうちに「月が、ちょうど太陽の反対方向を通る瞬間(望)を迎える」ことを意味します。「新月の日」も「月がちょうど太陽と同じ方向を通る瞬間(朔)」を含む日です。
新月から新月まで(月の朔望周期)は約29.5日なので、新月から満月までは平均すると約14.8日になります。「○月1日の23時に朔で新月」だとすると、十五夜は(14日後の)○月15日となりますが、望は平均的には14.8日後の「○月16日18時ごろ」なので満月の日は16日になり、1日ずれます。アストロアーツのWEBより

今回の望は10月2日6時05分になります。今年の朔望日の一覧をご覧ください。

うさぎの餅つき

満月で「うさぎの餅つき」を見たことがないという方がいました。満月を見ましたが、たしかに「うさぎの餅つき」には見えにくいです。そこで、今回の満月写真を回転させてみました。

もとの満月

 

左に90°回転させると

耳が上にきてうさぎに見えるような

さらに左の90°回転させると

左に大きなハサミを持ったカニに見えるような