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古文書カメラ  古文書のくずし字をAIで解読します。

この記事は約3分で読めます。

古文書(こもんじょ)カメラ

『古文書(こもんじょ)カメラ』とは

トッパンが提供するAIを活用した古文書解読アプリです。
くずし字資料をスマホで撮って手軽に解読できます。

神奈川県公文書館で古文書を読む講習会が開催され古文書を読む機会がありました。
ネットで調べてみたらこんなアプリがありました。
早速使ってみました。

使い方

アプリをたちあげて画像を選ぶだけです。
スマホのカメラ機能を使用して解読したい資料を撮影してアプリに取り込むことやスマホのカメラロールから画像を取り込んで使用することができます。

画像の取り込み

今回はアプリのライブラリーから読み込みます。
一回取り込んだものはライブラリーに保存されます。

今回はサンプルを選びました。

全ての文字を解読をタップ

部分の解読もできます。

無料分を消費して解読をタップ

AI解読機能には回数制限があります。無料分は1日10回のようです。(毎日0時に使用可能回数が回復するそうです。)それ以上は有料になるわけではないようですが・・・。

解読が始まると文字に青い枠がふられて解読文字がでてきます。

翻訳完了

解読結果表示

解読結果は結果のコピーやメールなどへ送ることもできます。

解読結果比較

サンプルではかなりの確率で解読できてるようでした。
実際の古文書講座で使用したテキストを読み込んで解読してみました。
さらに解読結果を講座の正解とつきあわせて認識率を調べてみました。

神奈川県立公文書館所蔵文書 相模国津久井県若柳村 鈴木家文書より
さらに画像のよごれを取り除いて認識率を比較してみました。

全体的に3/4の認識率でした。古文書独特のくずし文字なども認識していました。きれいな画像の方が認識率が高いかと思いましたが、意外と差がありませんでた。
おおよその文意は伝わるので素人にとっては使えそうです。

しつもん いけん かんそう