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国産の小型月着陸実証機(SLIM)が月着陸成功!?

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小型月着陸実証機(SLIM)の月着陸

以前ご紹介した国産の月着陸実証機(SLIM)が2024年1月20日午前0時すぎに月着陸に成功しました。
太陽電池が作動していないようですが通信は、できているようです。

小型月着陸実証機(SLIM)とは

SLIM (Smart Lander for Investigating Moon) は将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術を研究し、それを小型探査機で月面にて実証する計画です。
小型月着陸実証機(SLIM)X線分光撮像衛星(XRISM)の打上げが成功しました。
2023年8月下旬から延期されていた小型月着陸実証機(SLIM)とX線分光撮像衛星(XRISM)の打上げが9月7日に種子島の種子島宇宙センターで「MHI 打上げ輸送サービス」のH-IIAロケット47号機を使って行われました。 打ち上げは成功...

着陸地点

着陸地点は月の赤道付近にある「SHIOLI(栞)クレーター」周辺です。 このSHIOLIという名前は、SLIMの月着陸挑戦に伴い新たに名付けられました。
てんてん
てんてん

誤差わずか100メートル以内のピンポイント着陸は成功したようです。

詳細なデータ解析が必要な成否判定には約1カ月かかるそうです。

今後の予定

SLIMに搭載されている小型プローブ(LEV-1)と​​変形型月面ロボット(LEV-2)が活動するそうです。

LEV-1

SLIMが自由落下している最中に分離した後、月面を跳躍しながら自由に移動して、探査します。可視光カメラ、放射線計、温度計が搭載され車輪を回転させる際のデータから地盤の特性についてもデータが得られる可能性があると見込まれています。得られたデータはLEV-1が直接通信して、地球に送信するそうです。

LEV-2(SORA-Q)

二輪走行が可能な変形型月面ロボットでJAXAと共同開発したタカラトミーはLEV-2の愛称を「SORA-Q」と名付けています。
SORA-Q はLEV-1とともにSLIMから分離された後にSLIMの着陸地点の周辺の様子を可視光カメラで撮影します。撮影した画像はLEV-1にBluetooth通信で送信して地球に送られるそうです。

しつもん いけん かんそう