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2022年 宇宙での5回目のミッションをおこなう若田宇宙飛行士の乗ったISSがよく見えるのは10月は21日早朝になるようです。

この記事は約3分で読めます。

若田宇宙飛行士

「#きぼうをみよう」

「#きぼうをみよう」はKIBO宇宙放送局が運営するISS可視情報サービスです。その場所での見え方を教えてくれます。

日本での見頃

10月は早朝が見頃になっています。
各地の見え方を確認できます。
東京をクリックします。

 

ISSとの距離によって明るさが違います。
最短400kmです。近いほど明るく大きく見ることができます。
21日、東京では5時21分が513kmですので一番明るく見えるときになります。

予測情報は毎日更新

ISSの軌道情報は長期の予想は難しく毎日10日先まで計算して公開されています。
ISSの位置は太陽の周りを回る惑星や地球の周りを回る月との関係と同様に中心となる地球重心とISSというふたつの力学的な関係から求められます。
ただし、地球は完全な球体でないため重力の分布にばらつきや地球の大気がISS飛行の抵抗となるため地球に近接して周回しているISSの軌道を乱します。さらに太陽からの放射圧や太陽や月の引力などISSの軌道に複雑な影響を与えます。何ヶ月も先の位置を計算しても実際の位置と大きくずれてしまうそうです。
そのため地上のレーダでISSを観測して、ある時点での軌道情報から軌道を予測しているそうです。毎日更新されるデータを基に毎日10日先まで計算しているそうです。
もう少し期間の長い予想を行っているところもあります。

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