アレチノヌスビトハギ　秋にはひっつき虫になります。

秋あきの終おわりに野原のはらや公園こうえんの藪やぶを歩あるくと足あしにたくさんマメのような「くっつき虫むし」がつきます。

枯かれかけたツルのような茎くきにたくさんの実みをつけます。

夏なつの終おわりには公園こうえんの雑草ざっそうのあいだにピンク色いろの可愛かわいい花はなを咲さかせます。花はなはつぎつぎと咲きカラスノエンドウのような莢さやをつけます。

北きたアメリカ原産げんさんの毎年、花を咲かせる多年草たねんそうです。最近さいきん、よく見みられるようになりました。日本にほんに、もともと生えていたヌスビトハギの仲間なかまで莢の実みの数かずが多おおいので見分みわけられます。（ヌスビトハギは二つ、アレチノヌスビトハギは四つ以上いじょう）
ヌスビトハギの名前なまえは、莢さやの形かたちが盗人ぬすびとの足跡あしあとの形に似にているところからついたといわれています。また、盗人ぬっすっとのように知しらぬうちにくっついてくるところからという説せつもあります。
アレチノヌスビトハギの方ほうがヌスビトハギより生いきる力ちからが強つよく最近さいきんは、アレチノヌスビトハギの方が多おおく見みかけるようになっています。