ホトトギス 秋に花を咲かせます。花の点のような模様が鳥の「ホトトギス」に似ているところから名前がつきました。 2024.11.10 この記事は約2分で読めます。 学名がくめい:Tricyrtis hirta 漢字名かんじめい:杜鵑 別名べつめい:ユテンソウ(油点草) 英語名えいごめい:Toad Lily(トードーリリー) 分類ぶんるい/科名かめい:ユリ科ホトトギス属 大おおきさ:30~100cm よく見みかける場所ばしょ:庭 にわ よく見みかける月つき:9~10月 すずしくなって虫むしの声こえが聞きこえてくると咲さき始はじめます。ぽつぽつとしたこい紫むらさきの点模様てんもようがあります。 ユリの葉はを幅広はばひろくしたような葉から花はなのくきがのびてきます。 日本原産にほんげんさんの宿根草しゅくこんそう(毎年まいとし同おなじところから生えてきます。)です。おもに太平洋側たいへいようがわに自生じせいしています。 花の点てんのような模様もようが鳥とりのホトトギスに似にているところから名前なまえがつきました。 サントリーの愛鳥活動ホトトギス|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1490.html「日本の鳥百科」ホトトギスの紹介です(鳴き声あり)。カッコウとよく似た形、色彩をしています。日本では夏鳥で、九州以北で繁殖しますが、北海道では南部に少数が生息します。 英語えいごのToad Lily(ドードーリリー)は、ヒキガエルのユリです。英語をつかう国くにの人には、花の模様がヒキガエルのイボに見みえたようです。 地下茎ちかけい(根ねっこのような茎くき)でふえるので一度いちど植うえるとどんどん広ひろがっていきます。日陰ひかげでもよく育そだちます。 2024年の夏なつも猛暑もうしょでした。 いつもは9月からよく見かけますが今年ことしは11月が見頃みごろのようです。 てんてん ホトトギスは、花と鳥以外いがいにも貝かいの名前なまえになっています。 ホトトギスガイ ホトトギスは、花と鳥以外にも貝かいの名前になっています。 ホトトギスガイは日本では北海道ほっかいどうより南みなみの海うみにすんでいます。 浅あさい海の底そこから干潟ひがたまでに生息せいそくして多くの貝が集あつまって互たがいに足糸あしいとをからませて、かたまっています。 貝殻かいがらには淡あわい色の褐色かっしょくの模様もようが鳥のホトトギスの胸の部分の模様ににているところから名前がついたそうです。 ホトトギスガイは潮干狩しおひがりりのときによく見られるそうです。 kai-zukan.infoホトトギスガイ | 貝の図鑑https://kai-zukan.info/hototogisugai.phpホトトギスガイ。イガイ科。ホトトギスガイは内湾の水深10m程度の海の底から干潟までの範囲に生息しており、多くの個体が集まって互いに足糸をからませてカーペット状になって繁殖します。このホトトギスガイのカーペット状に広がった足糸の影響で砂中に住む他の二枚貝などが窒息して死滅してしまうという深刻な被害が確認されています。