ドウダンツツジ 2024年の4月に蕾をたくさんつけ、咲き始めました。漢字では「満天星」とも書きます。小惑星にも名づけられています。

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学名がくめい:Enkianthus perulatus 漢字名かんじめい:灯台躑躅 満天星 英語名えいごめい:Enkianthus  Dodan-tsutsuji 分類ぶんるい/科名かめい:ツツジ科ドウダンツツジ属
おおきさ:100~300cm よくかける場所ばしょがき にわ よくかけるつき:3~5月

はるになってまえほそえだちいさな釣鐘つりがねのようなふくらんだちいさなしろはなをたくさんつけます。花のあと緑色みどりいろ芽生めばえます。

日本にほんにもともと自然しぜんえているあきに葉をとす落葉低木らくようていぼくです。本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅうなどのあたたかい地方ちほう岩山いわやまえますが自生地じせいちすくないそうです。
和名わめい「ドウダンツツジ」の「ドウダン」は枝分えだわかれの様子ようすむかしあかり使つかった結燈台むすびとうだいあしているところから「トウダイツツジ」→「ドウダンツツジ」になったそうです。
漢字かんじの「満天星」は中国語名ちゅうごくめいをそのまま使ってドウダンツツジのみをあてたそうです。
ほそえだがびっしりえて姿形すがたかたちいので庭木にわき生垣いけがきとして使つかわれています。あつさむさにもつよ丈夫じょうぶそだてやすいので関東かんとうより西にしのあたたかい地方ちほうおおえられています。

でも毎年まいとしかわいい花をたくさん咲かせてくれます。

自生地じせいち発見はっけんに植物学者の牧野富太郎まきのとみたろう先生せんせい関係かんけいしているそうです。

てんてん
てんてん

病害虫びょうがいちゅうとくにない丈夫じょうぶです。

江戸時代えどじだいごろから庭木にわきとしてえられていましたが原産地げんさんちがわからなかったそうです。大正時代たいしょうじだい(1913 年)に吉永虎馬よしなが とらま牧野富太郎まきの とみたろう氏によって高知県日高村こうちけんひだかむら錦山にしきやま蛇紋岩地じゃもんがんち自生じせいすることが確認かくにんされました。

しつもん いけん かんそう