スイセンノウ　葉も茎も柔らかい白毛で覆われています。ヨーロッパ原産で江戸時代にやってきました。

葉はも茎くきも柔やわらかい白しろい毛けでおおわれています。梅雨つゆのころに茎の上うえに赤紫あかむらさきの花はなを咲さかせます。白やピンクの花もあります。

南みなみヨーロッパ原産げんさんの毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそう（場所ばしょによっては一年草いちねんそう）です。江戸時代えどじだいに日本にほんに渡わたってきた花のようです。今いまでは、野生化やせいかして道みちばたなどで咲いているのも見みられます。
和名わめい「酔仙翁すいせんのう」は、赤い花が酔よっ払ぱらいの顔かおのように見えることからきているそうです。また、白い毛が柔やわらかいフランネルのようなので別名べつめい「フランネルソウ」とも呼よばれています。
寒さむさに強つよく秋あきにタネをまいて春はるに花を咲かせます。高温多湿こうおんたしつは苦手にがてで夏なつに枯かれてしまうこともありますが、こぼれたタネでふえる丈夫じょうぶな花はなだそうです。