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チューリップ チューリップ・バブルをおこしました。

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学名:Tulipa gesneriana 和名:鬱金香(うこんこう、うっこんこう) 英語名:tulip 分類/科名:ユリ科チューリップ属
草丈:15~60cm よく見かける場所:庭 公園  よく見かける時期: 4~5月
花言葉:思いやり 色別に花言葉あります。
赤色「愛の告白」「真実の愛」
ピンク色「愛の芽生え」「誠実な愛」
黄色「望みのない恋」「名声」
白色「失われた愛」
紫色「不滅の愛」
童謡で歌われている春の代表的な花です。多年草で秋に球根を植えて春に花を楽しみます。花色や花の形が豊富でたくさんの種類があります。
原産地はトルコのアナトリア地方とされ日本には江戸時代後期に渡来しました。はじめは、普及しませんでしたが大正時代の新潟で球根栽培がはじまり、日本各地に広がっていったそうです。現在は、富山県が球根の生産地として有名です。
多種多様なため、様々な球根が生産されており17世紀のオランダでは投機商品としてチューリップ・バブルを引き起こしています。「無窮の皇帝」という品種は、チューリップ・バブルが始まる前の1625年には、2400ギルダーだったのが、1633年には5500ギルダー、ピーク時には1万ギルダーの価格がついたそうです。当時のオランダ人の年収が150~400ギルダーだったので、年収の60倍から25倍になっていたようです。
横浜では、横浜公園のチューリップが有名です。
2020年横浜公園チューリップ通信

先日、三密を防ぐため千葉県の花畑で花を切り取られるという残念なことがありました。花は子孫を残すために一生懸命咲いているだけなのですが。

てんてん
てんてん

球根生産農家では4月下旬には摘花を行うそうです。切り取られたチューリップの 球根は来年の球根として使うことができます。よかったです。

球根の糖度が極めて高く、でん粉に富むため、オランダでは食用としての栽培も盛んで、主に製菓材料として使われます。日本でもシロップ漬にした球根を使った和菓子やパイが富山県砺波市で販売されているそうです。
花をサラダや菓子の添え物として生食することもあり、特にオランダでは花を食用に用いる料理が盛んとなっている。日本でも近年、生産量が増えており、主に通信販売などで一般にも入手可能である。

食用に適するものは専用の品種です。一般の園芸品種は灰汁が強く、また農薬などの問題もあり食用は避けましょう。また、多くの品種で全草に心臓毒であるツリピンを含み毒性があるそうです。