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ヒガンバナ 秋風がふきはじめると一斉に真っ赤な花を咲かせ始めます。すっと茎が伸び葉もないときに咲きます。

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学名:Lycoris radiata 漢字名:彼岸花 別名:曼珠沙華(マンジュシャゲ)地獄花 英語名: red spider lily  分類/科名:ヒガンバナ科ヒガンバナ属
草丈: 30~ 50cm よく見かける場所: 川岸 道ばた よく見かける時期:9月
秋風がふきはじめると一斉に真っ赤な花を咲かせ始めます。すっと茎が伸び葉もないときに咲きます。

中国大陸原産で鱗茎(タマネギのような球根)でふえる多年草です。中国原産ですが台湾や沖縄には見られず、いきなり日本に渡来したようです。渡来時期も諸説あるようですが文献では室町時代以降という説があります。
名前「ヒガンバナ」は秋の彼岸頃に咲くことから名付けられたそうです。
別名「曼珠沙華まんじゅしゃげ」は、インドのサンスクリット語で天界(神々のいるところ)に咲く花という意味だそうです。おめでたい事がおこりそうなときに赤い花が天から降ってくる、という仏教のお経からきているそうです。
田んぼの畦や墓地に多く見られます。害虫や動物が寄りつかないように人為的に植えられたようです。地下の球根に強い毒がありますが、この鱗茎には多くのデンプンを含まれ毒成分が水溶性のため飢饉の備えとしたともいわれます。

綺麗な花ですが昔から縁起の悪い花として家の庭には植えませんが、最近園芸用の品種が植えられているのを見かけます。

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てんてん
てんてん

全草有毒です。

特に鱗茎(球根状のもの)はリコリンなど有毒成分を多く含んでいます。花の後の葉がニラににていて誤食することがあるので気をつけてください。