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コミスジ 翅を広げてとまっていますがタテハチョウ科です。蝶と蛾の違いとは?

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学名:Neptis sappho 漢字名:小三條 分類/科名:タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科ミスジチョウ属
大きさ(前翅長):22~30mm 分布:北海道・本州・四国・九州 時期:4~10月
ひらひらと数回はばたいて翅を広げてスーッと滑空します。葉にとまるときも翅を広げています。広げた翅は漢字の三のように見えます。
アジアに広く分布するチョウの一種です。日本では北海道から屋久島・種子島まで分布しますがトカラ列島以南の南西諸島には分布しないそうです。翅の模様と飛び方が特徴的です。
成虫は春から秋から長期間見られます。低地や丘陵地の森林周辺に多く住宅地でも見られます。
幼虫はクズ、ハギ、フジ、ニセアカシアなどのマメ科植物を食草とします。幼虫で越冬します。
イチモンジチョウ亜科は止まるときは蛾のように翅を開いていることが多いそうです。
てんてん
てんてん

ヒロオビトンボエダシャクはクリの花に集まって蜜をすうそうです。

蝶と蛾の違い
蝶と蛾の違いは次のようにいわれています。
・蝶は昼に飛び蛾は夜に飛ぶ。
・蝶は羽をたたんでとまるが蛾は広げてとまる。
・蝶はきれいだが蛾は地味。
・蝶は触角の先がこん棒状だが蛾はくし状。
・蛾は胴体が太い。
・蛾は鱗粉が剥げやすい。
などといわれていますが、これらは日本に生息している蝶や蛾の一般的な違いで例外も多くいます。
もともと生物分類学上で蝶と蛾は区別できないほど似ている仲間だそうです。外国でも日本語や英語のように蝶と蛾を別々に呼ばず一つの言葉で言い表している国が多くあるそうです。(フランス・ドイツ・インドネシア・ネパールなど)

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