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アブラナ 菜の花ともいいます。油をしぼった残りは油かすとして肥料になります。

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学名:Brassica napus 漢字名:油菜 別名:菜の花(ナノハナ) 英語名:Colza Rape 分類/科名:アブラナ科アブラナ属
草丈:50~100cm よく見かける場所:畑 庭 花壇 よく見かける時期:12~5月
花言葉:快活 明るさ
冬や早春の畑や道ばたで黄色い花を咲かせます。葉は縮れ濃い緑です。
西アジアからヨーロッパ原産の二年草です。本来は麦畑に生える雑草が中国に渡り作物として育てられるようになったそうです。日本にはイネと同時期にわたってきたようです。当時は、葉物野菜として育てられていたようです。野菜として育てられた菜の花は花の咲く前に収穫されてしまいます。
江戸時代に入り油を採るために栽培されるようになりました。採れた油は主に照明用に使われたそうです。
明治以降になるとアブラナは、ほとんどセイヨウアブラナに置き換わっているようです。
てんてん
てんてん

アブラムシの語源はアブラナとは関係なく江戸時代にハギに寄生するアブラムシを数匹手ですりつぶし、頭髪に塗ってテカテカに光らせる子どもの遊びがあったことに由来するそうです。

油かす
菜種などの種子から油を採った残りかすで製油工場の副産物として生産されています。植物が原料の植物質肥料の仲間です。
リン酸とカリも多少含んでいますが、主に窒素の含有量の多い有機肥料です。

肥料の三要素と効用

植物の体を大きくする窒素(N)

葉や茎などの成長に欠かせず「葉肥(はごえ)」といわれます。チッ素が不足すると下葉に含まれるたんぱく質(水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)、及び硫黄(S))や葉緑素が旺盛に生育している株の先端のほうに送られるため下葉から黄色くなってきます。株の生育が衰えて葉が小さくなり分枝しにくく草丈が伸びないといった症状も現れます。逆にチッ素が多すぎると葉色が濃い緑色になり茎や葉ばかりが茂って花や実がつきにくくなります。また植物が肥満化して軟弱になるため病害虫の被害も受けやすくなります。

開花・結実を促すリン酸(P)

遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成などを担う核酸(DNA、RNA)の構成成分(リン酸)として重要です。開花・結実を促すためリン酸は「実肥(みごえ)」といわれています。ほかに、植物全体の生育、枝分かれ根の伸長などを促す働きもあります。リン酸が不足すると下葉から緑色や赤紫色に変色し株の生育が衰えてきます。開花や結実に加え実の成熟が遅れて収穫量が減ったり品質が低下したりします。逆にリン酸が過剰な場合は直接的な症状は現れにくいのですが土壌病害が起きやすくなります。

根の発育を促進するカリ(K)

「根肥(ねごえ)」といわれます。植物内では水に溶けるカリウムイオンの形で存在しています。葉で作られた炭水化物を根に送り根の発育を促すほか植物体を丈夫にし、病気や寒さなどに対する抵抗力を高める働きがあります。カリが不足すると下葉の先端や縁から葉が黄色くなって葉が枯れ始め果実の品質も低下します。逆にカリが過剰な場合は過剰症状は現れにくいがマグネシウムが吸収されにくくなります。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2017年7月号より(NHKテキストビュー)
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