ウメ 花を楽しむ花梅と実を食用にする実梅があります。南紅梅は実梅の代表的な品種です。 

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学名がくめい:Prunus mume 漢字名かんじめい:梅 英語名えいごめい:Japanese aprico 分類ぶんるい/科名かめい:バラ科サクラ属
おおきさ:1.5~4m よくかける場所ばしょにわ 公園こうえん  よくかけるつき:1~3月
花言葉はなことば白梅はくばい気品きひん
正月明しょうがつあけの青空あおぞらしろはなかせています。

ほんのりかおりがします。この時期じきえだはついていません。枝につぼみと花がならんでいます。

中国原産ちゅうごくふゆに葉をとす落葉らくよう小高木しょうこうぼくです。
ウメが日本にやってきた時期じきについては、いくつか説がありますが西暦200年~500年ごろにやってきたようです。
学名がくめいの「Mume」は和名わめいのウメからきているそうです。
人気にんきの花の咲く木でおおくの園芸品種えんげいひんしゅがあります。ウメの仲間なかまおおきくけると花梅はなうめとして三つ(三系統さんけいとう)と実梅みうめがあります。種類によってはえだにトゲがあるものもあります。
むかしから風流ふうりゅうの花として俳句はいく短歌たんかまれてきました。「梅(むめ)一輪いちりん一輪いちりんほどのあたたかさ」は松尾芭蕉まつおばしょう弟子でし服部嵐雪はっとり らんせつです。

日本最古にほんさいこ歌集かしゅう万葉集まんようしゅう』(~759年)にうめ題材だいざいとした和歌わか数多かずおおくあります。

てんてん
てんてん

花梅はなうめ系統けいとうです。
つけたウメはどの系統かな?

花梅の系統けいとう

野梅系(やばいけい)

もともとのウメにちかい系統になります。
小枝こえだおおにはトゲのあるえだがありちいさく花はしろ薄紅色うすべにいろ

緋梅系(ひばいけい)

木部もくぶあかいのが特徴とくちょうです。花は紅色べにいろが多くむかしから銘品めいひんといわれる鑑賞かんしょういた種類しゅるいがあります。

豊後系(ぶんごけい)

がなるウメの代表的だいひょうてき系統けいとうで、実がおおきいのが特徴とくちょうです。
えだふとくて、よくびておおきくて表面ひょうめんがあります。はなは大きく薄紅色うすべにいろおおくてかおりはすくない種類しゅるいです。

実梅みうめ

実梅みうめ梅干うめぼしや梅酒うめしゅなど食用しょくようにするウメです。
梅干しによく使つかわれる品種に「南紅梅なんこうばい」があります。
梅干しのつくかた動画どうがです。(NHK for School2ふん
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