ツルボ 公園で咲いていました。同じところにたくさん花を咲かせています。夏と冬にお休みする植物です。

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学名がくめいBarnardia japonica 漢字名かんじめい:蔓穂  別名べつめい:スルボ サンダイガサ(参内傘) 分類ぶんるい/科名かめい:キジカクシ科ツルボ属
おおきさ:20~40cm よくかける場所ばしょ公園こうえん 日当ひあたりの草原そうげん よくかけるつき:8~9月
9月ごろにブラシのような細長ほそながのようなピンクいろはなかせます。

球根きゅうこんでふえていき群生ぐんせい(まとまってえる)します。
ツルボの仲間なかま大部分だいぶぶん中央ちゅうおうアジアから西にしアジア、ヨーロッパ、それにアフリカに分布ぶんぷする球根植物きゅうこんしょくぶつです。日本にほんでも全国ぜんこくに分布していますが日本では、この花1種類しゅるいだけでほか仲間なかまは、いないそうです。ひがしアジアでも分布するたった一種の花だそうです。
花の名は、群生するので花の穂がつらなることからの連穂(ツラホ)というせつや、球根のかわをむくと、つるりとした坊主頭ぼうずあたまていることからのツルボウズがなまったという説などがあるそうです。しかし、決まった説はありません。また花穂かほかたち公家くげ参内さんだいするときに、供人ともびとしかける参内傘さんだいがさながの傘)をたたんだ形に似ているところから別名べつめい「サンダイガサ」になったようです。

 古事類苑  五版(縮刷普及版)器用部Ⅱより  吉川弘文館・刊(昭和51年より刊行)花言葉はなことばの「流星りゅうせいのように」も花穂かほの形と秋のはじめに、ぱっと咲く様子ようすからきているそうです。

近所きんじょ公園こうえんで見つけました。
群生ぐんせいしていていました。

てんてん
てんてん
ふゆなつ休眠きゅうみん(やすむ)する植物

ふゆなつ休眠きゅうみん(やすむ)する植物しょくぶつ
は1年に2回出ます。まず、春に5-10枚の春葉はるばがでて夏にれて休眠きゅうみんします。そのあと秋のはじめに2-3枚の葉を出します。この秋の葉の向かい合った間から花穂かほが出て花を咲かせます。ふゆの休眠と合わせると夏と冬は、お休みする花です。「すごすぎる雑草」より
夏と冬の気候きこうが、きびしい日本にほん気候きこうにあった植物しょくぶつです。