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ノボタン 湯河原で大きな木を見つけました。本来は沖縄など暖かい地方の常緑低木です。

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学名:Melastoma candidum 漢字名:野牡丹 分類/科名:ノボタン科ノボタン属
高さ:1.5~5m よく見かける場所:庭  よく見かける時期:8~11月

夏から秋にかけて長い蕊を伸ばした花を咲かせています。葉は肉厚で丸く縦の葉脈が目立ちます。

琉球列島、台湾、そしてインドシナに分布する常緑低木です。
実は、はじけて果肉が露出し十分熟した実は甘いそうです。食べると舌が青黒なるようです。学名の「Melastoma」はギリシャ語の melas(黒い)+ stoma(口)が語源で果実を食べると口の中が黒くなることに由来しています。
耐暑性は高いのですが耐寒性は弱い植物です。

てんてん
てんてん

湯河原の住宅街で満開の木を見つけました。
お家の方に名前を教えていただきました。


湯河原は暖かいのですね。

ノボタンは温暖な気候を好み沖縄に自生し、奄美大島が分布の北限となっています。沖縄では酸性土壌を好むため島北部(通称ヤンバル)に多く自生し那覇近辺ではほとんど見られないそうです。
方言名はテーニーの他、ミーハンチャ、ハンケータブ、オーバンキ、ハンコーギー、ハンキタブなど多くあるそうです。
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