PR
いいね! (3 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

あなたのコンピュータにウイルスが見つかりました!サポートに今すぐ電話してくだ さい。は嘘です。

この記事は約4分で読めます。

年賀状を作ろうとWindowsパソコンで作業していたら、いきなり画面がロックされて大きな音がなりはじめました。


消費者庁より

ウイルス警告に注意

起きた現象

「あなたのコンピュータにウイルスが見つかりました。」「当社に今すぐ電話してください。」というロゴと大きな音で警告音が鳴ります。そのウインドウにWindowsのロゴと連絡先の電話番号(050ではじまる)が出ています。
さかんに「ウィンドウズ東京品川サポートセンターです。電話をしてください。」と繰り返します。

はじまりは

Windows10のノートパソコンでインターネットを見ながら年賀状ソフトで作業していました。急にブルーツースマウスが動かなくなったのでWindowsの画面右下にある通知センターでブルーツースの状態を確認しようと通知センターを開いたことから始まりました。
いきなり画面ロックと大音声でパニックになってしまいました。
あたふたしながら本物のWindowsのロゴのようなので505で始まるサポートへ電話をかけてしまいました。
このときスマホでなく着信履歴を残したくなかったので家の電話を使ってかけました。これが一番まともな行動でした。

電話をかけると

コールが始まってすぐに男性の声が聞こえました。「Windows東京品川サポートセンターです。」と明らかにイントネーションの違う日本語が聞こえました。これは偽サポートと気がつきました。
ここでやっと一息ついて対応をはじめました。サポートに困っていることと何をしてくれるのか聞きました。相手は遠隔操作でトラブルのお手伝いしますのでキーボードの種類を教えてくださいと繰り返します。明らかに、おかしい対応なので電話を切りました。
この後スマホで対応を調べました。すぐに対応のサイトが見つかりました。

止める手立て

ALT+CTRL+DELでタスクマネージャーを表示してブラウザを終了させます。(私の場合はchromeを終了させました。)

ALT+CTRL+DELのキーを同時押し

 

chromeのタスクを終了

すると 画面が消え音も止まりました。よくあるポップアップ広告の一種のようです。ブラウザを強制終了すれば止まることがわかりました。私自身が気がつかないうちに、なにかをクリックして出てきたようです。

目的はお金

セキュリティ対策のサポート契約料などと称し金銭の支払を要求することが目的のサギでした。

悪質な手口

パソコンを遠隔操作して警告音や偽警告表示を消し消費者を信用させます。次に、遠隔操作でセキュリティ対策のサポートの料金表が記載されたウインドウを消費者のパソコンに表示させるそうです。そのサポート受けるための契約金の代金として数万円を前払式電子マネーなどで即座に支払うよう求めコンビニエンスストアなどで前払式電子マネーなどを購入してくるようせかしてくるそうです。
さらに悪質なのは購入してきた前払式電子マネーの裏面に記載されているコード番号を電話の相手方に伝えると相手方は、「コードの入力を間違えましたね。この電子マネーは使用できなくなりました。もう一度買ってきてください。」「入力ミスしたお金は郵便為替で返金されます。」などと偽って何回も新しい電子マネーコードを入力させ数万円以上の金額を入金させるそうです。詳しくはこちらをごらんください。

原因

自分の操作をたどっていくとwindowsの通知センターのウイルス警告からでした。

アンチウイルスソフトの通知の下に出ていた警告をクリックしたことから始まったようです。

今後の対応

通知センターの通知をキャンセルする設定にしました。

通知センターを開く

通知の設定を開く

通知をオフにする

これですべての通知がこなくなります。
てんてん
てんてん

年末の慌ただしいときにこんなことになるとびっくりします。
落ち着いて対応できるとよかったのですが、とりあえず誰かに相談してから行動すれば安心ですね。

ご感想等