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オオアラセイトウ 別名ショカツサイ・ムラサキハナナ・ハナダイコンなど様々な呼び名があります。

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学名:Orychophragmus violaceus 漢字名:大紫羅欄花 別名:ショカツサイ(諸葛菜)ムラサキハナナ(紫花菜)ハナダイコン(花大根) 英語名:Chinese violet cress  分類/科名:アブラナ科オオアラセイトウ属
草丈:30~50cm よく見かける場所:線路脇 野原  よく見かける時期:3~5月
花言葉:知恵の泉 優秀
春に線路脇や開けた野原に紫色の花を群生させています。花弁は4枚で十字状に付きます。葉はやわらかく縁にギザギザがあります。

中国原産の越年草です。若い葉や花芽などは食べられるため中国では野菜として栽培され、種子からはアブラナと同様に油を採取することもあるそうです。
ヨーロッパ南部に帰化しているほか日本では江戸時代に観賞用および油を採取するため輸入されて栽培されたものが野生化し全土で見られます。
和名のオオアラセイトウは牧野冨太郎博士が命名しました。大きなアラセイトウ(ストック)から名づけたそうです。
別名のショカッサイ(諸葛菜)は諸葛孔明が、兵士の食糧のためにこの花の種を蒔き育てたという伝説から名づけられたそうです。
別名ハナダイコン(花大根)は十字架の花が大根の花に似ていることから、ムラサキハナナ(紫花菜)は若い葉はてんぷらやお浸しで食べられることから紫色の花菜(菜の花)から名づけられたそうです。
国内の園芸面では標準和名のオオアラセイトウではなく、ムラサキハナナの別名で通じることが多いそうです。
てんてん
てんてん
スジグロシロチョウという日本固有の蝶の復活に一役かっているそうです。
農地の拡大や都市化の進行によっていったん数を減らしたスジグロシロチョウが20世紀の終わり頃から都市部を中心に数を増やしているそうです。その要因の一つとしてスジグロシロチョウの食草としてオオアラセイトウが都市部に拡大した影響が大きいといわれています。
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