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カシワバアジサイ アジサイには毒性があります。

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学名:Hydrangea quercifolia 漢字名:柏葉紫陽花 別名:スノーフレーク、ピラミッドアジサイ 英語名:oak-leaved hydrangea 分類/科名:アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属
草丈:50~150cm よく見かける場所: 庭 よく見かける時期:5~6月
花言葉:汚れなき心 皆を引きつける魅力
梅雨前になると白い花を四方八方にたくさん突き出した30cm以上にもなる巨大で印象的な円錐形の花房をつけます。花のように見える部分は、ガクが大きく発達した「装飾花」と呼ばれるものです。雄しべと雌しべが退化しています。本来の花は装飾化の内側にある小さな両性花です。
北米原産の落葉低木です。アメリカ南東部のルイジアナ州、テネシー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、アラバナ州、フロリダ州にあり、落葉樹林や渓谷、河川流域の崖などに自生が見られるそうです。日本への渡来時期など不明な点が多くWEB上では、昭和40年頃には花屋さんでは扱っていなかったという記事がありました。また、もともと日本にも自生する品種とする記事(カシワバアジサイの育て方|植え替え時期は?剪定や挿し木の方法は?の管理温度の項))もありました。
耐寒性、耐暑性共に優れており、他のアジサイと同じように育てることが出来ます。北海道でも路地での冬越しが可能だそうです。
葉の形が落葉樹のカシワ(柏)の葉に似ていることから名づけられました。

すぐ梅雨に入って、雨を含んだ花房がうなだれますが古くなると、この白色からややピンク色に変化しながら日当たりがよく乾燥気候だと木咲きのままドライフラワーになります。

挿し木で増やすことが出来るそうです。
適期は6月上旬~7月中旬です。
その年に伸びた枝の2~3節を使って挿し穂を作ります。
一番下の節1㎝の部分を斜めに切り、下の葉を取り除きます。
残った葉を半分に切り、水揚げをしたら挿し木用土に下の節が埋まるように挿すそうです。
明るい日陰で水を切らさないように管理して、発根を待ちます。発根は普通のアジサイよりも遅く、一カ月程度の時間がかかるそうです。

アジサイは季節を代表する花であるため、懐石料理等の飾りに用いられることがありますが、アジサイの仲間は非常に強い毒性があるとされています。少量でも食べると30分から1時間程度で嘔吐、めまい、顔面紅潮等の症状が現れることがあるそうです。毒性については解明されていない部分も多く、食用にすることはやめたほうが良いようです。
自然毒のリスクプロファイル:高等植物:アジサイ