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カモガヤ 花粉症の方は注意してください。

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学名:orchard grass 漢字名:鴨茅 別名:オーチャードグラス キヌイトソウ(絹糸草) 英語名:cock’s-foot grass 分類/科名:イネ科カモガヤ属
草丈:~100cm よく見かける場所:どこでも よく見かける時期:5~7月
花言葉:神聖
麦のような花穂をつけているので、他のイネ科の植物と見分けがつきやすいです。
ユーラシア原産で耐寒性の強い多年草です。牛の牧草として明治時代に渡来し、その後、野生化して日本各地に分布しています。英語名のcock’s-foot grassのニワトリをカモと間違えて名づけられたようです。
牧草としては、栄養もあり年に数回種まきをして刈り取って飼料としているそうです。
花粉が花粉症の原因になります。

イネ科の植物は見分けが難しいです。
カモガヤは、先日ご紹介したグーグルレンズで検索して名前が分かりました。

スギ花粉症の半数の人が、カモガヤ花粉症を持っていると言われています。カモガヤは、スギなどの樹木に比べて花粉の飛散距離が短いため、近づかない事で症状を抑えられるそうです。
また、カモガヤ花粉と共通抗原性が報告されている果物として、スイカやメロンがあります。
メロンを食べると、口がかゆくなる場合は、カモガヤ花粉が関連するOAS(口腔アレルギー症候群)かも知れません。
OAS:ある食物を食べることにより口・唇・喉などの口腔粘膜やその周辺組織にイガイガ感などのアレルギー症状を起こすことを総称して言います。
OASの多くは花粉症に合併します。
原因は花粉症の原因物質と似た物質が、果物の中に含まれているからと言われています。