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カラスウリ 種はお守り

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学名:Trichosanthes cucumeroides 漢字名:烏瓜 別名:タマズサ キツネノマクラ 英語名:Japanese snake gourd 分類/科名:ウリ科 カラスウリ属
草丈: 蔓植物 よく見かける場所:林 フェンス 藪  よく見かける時期: 6~11月
花言葉:よき便り

近所のコミュニティーガーデンにカラスウリがあるとのことで早速、探しに行きました。コミュニティーガーデンの一番奥のフェンスに絡まってオレンジ色の熟した実とこれから熟す緑色の実が見つかりました。

日本や中国原産で以前は林や藪など、どこでも見られました。最近は、あまり見られなくなりました。塊根から5月から6月に芽が出て夏の暑い夜に白いクラゲのようなレース状の大きな花(7cmから10cm)を咲かせます。雌雄異株でそれぞれの株に雄花と雌花を咲かせます。夜でもよく目立ちます。花粉を運ぶスズメガを呼ぶためだと考えられています。花はすぐにしぼんでしまいます。その後、数週間すると雌株の雌花が実になります。秋も深まってくると葉が落ちてオレンジ色の実が目立つようになってきます。未熟な実は、緑色でスイカのような模様があります。熟すにつれて模様がなくなっていきます。
枯れた後も翌年再び同じ場所から芽が出て育っていきます。また、蔓が地面に降りてそこから根を出して塊根をつくって繁殖します。
実が赤いのにカラスウリと呼ぶのはカラスが好んで食べるなど諸説あるようです。
てんてん
てんてん

ウリミバエの好物のようです。

 中の種は、打ち出の小槌のような形をしているので、お財布に入れる縁起物として使われたそうです。塊根などは生薬として昔から使われたそうです。実も食用や子どもの遊び道具として使われました。

花や種の写真を是非撮りたいです。