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カリガネソウ 花姿が特徴的で別名はホカケソウ(帆掛草)といいます。湾曲した長い雄しべと雌しべが受粉時に役立ちます。

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学名:Tripora divaricata 漢字名:雁草 雁金草 別名:ホカケソウ(帆掛草) 分類/科名:シソ科カリガネソウ属
草丈:80~200cm よく見かける場所:山地 庭 よく見かける時期:8~9月
花言葉:楽しい思い出
夏の終わり頃に紫色の蝶のような花を咲かせます。上に二枚、左右と下に一枚ずつの五まいの花びらをつけます。下側の花弁が舌状になり紋様が入ります。長く湾曲した雄しべと雌しべが目立ちます。蕾は丸く花の後には実ができます。秋が深かまる黒く小さな種子が2~4個ほど結実するようです。

葉には縁には鋸歯があり、まばらに毛があり茎は細くつるのように伸びています。

東アジア(日本、朝鮮半島、中国)に分布する多年草です。日本では、ほぼ全土の山地のよく日が当たるが乾燥しない場所を好む自生しているそうです。山野草としても販売されています。
名前の「カリガネソウ」は、飛び出した雄しべと花の形が雁に似ているところからきているそうです。別名のホカケソウ(帆掛草)も花の姿が帆掛け船に似ているところからきているそうです。

開花期が近づくと独特の匂いを放つそうです。
今回は気がつきませんでした。

てんてん
てんてん

受粉のために長い雄しべと雌しべが活躍します。

ハナバチなどの虫たちが蜜を吸おうと花にとまると重みで雌しべ雄しべが虫の背中にくっつき花粉をつけます。
その虫が他の花に行くと同じようにくっついて雌蕊に受粉できる、という仕組みです。
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