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カワヅザクラ 1955年に河津町で見つけられたサクラだそうです。今が見頃です。

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学名:Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’  漢字名:河津桜 分類/科名:バラ科サクラ属
高さ:~10m よく見かける場所:公園 緑地 庭 よく見かける時期:2~3月
傘のように広げた枝先に一重咲きの大輪のピンク色の花をいっぱい咲かせます。

日本固有種のオオシマザクラ (Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba, 1992) とカンヒザクラ (Cerasus campanulata (Maxim.) Masam. & S.Suzuki)の自然交雑から生まれた日本原産のサクラの栽培品種です。
1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美さんが河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し庭先に植えたものが始まりとされています。1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名されました。1975年に河津町の木に指定され現在も原木はこの地にあるそうです(2022年現在)。
早咲きが大きな特徴で東京の花期は通常は2月から3月上旬頃です。原木のある静岡県河津町での花期は2月頃で花期が1ヶ月と長いそうです。

新松田のカワズザクラです。3月に桜祭りが開かれていました。

菜の花の黄色とカワズザクラのピンクがきれいでした。
令和4年は3月21日まで開催されています。

てんてん
てんてん

極端な早咲きの植物は寒い時期は虫が活動していないので繁殖しにくいそうですが・・

カワヅザクラのような栽培品種では早咲きが好まれて接ぎ木などで広く植えられるようになっています。
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