カンナ　トウモロコシ、ヒマワリ、サボテン、コスモス、マリーゴールドなどと同じようにコロンブスがアメリカ大陸を発見（1492年）した後にヨーロッパに持ち込まれた植物です。

夏なつの盛さかりに大おおきな葉はと伸のびた茎くきの先さきに大おおきな花はなをたれさがるように咲さかせます。白しろ、ピンク、赤あか、オレンジ、黄色きいろやしぼりの花を咲かせます。葉はは緑色みどりいろのものと銅色どういろのものがあります。

熱帯ねったいアメリカ原産げんさんの毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそう（球根きゅうこん）です。カンナもトウモロコシ、ヒマワリ、サボテン、コスモス、マリーゴールドなどと同おなじようにコロンブスがアメリカ大陸たいりくを発見はっけん（1492年ねん）したあとにヨーロッパに持もちこまれた植物しょくぶつです。カンナの原種げんしゅ（ダンドク＝檀特（だんどく）というそうです。）は日本にほんに元禄時代げんろくじだい（1688～1704）ごろまでにやってきて鹿児島かごしまなどで植うえられるようになったそうです。今いま、栽培さいばいされているカンナは1850年ごろからアメリカ、フランス、イタリアなどで、つくられた品種ひんしゅでハナカンナと呼よばれています。
属名ぞくめい「Canna（カンナ）」は、茎くきが葦（アシ）のように管（中空）のようになっていることで葦（アシ）を意味いみするラテン語ご（ケルト語とも）がもとになっています。「カンナ」はそのまま和名わめいにもなっています。