グミ　お菓子の「グミ」とは違います。今年もA公園で花を咲かせています。

春先はるさきにNTにある公園こうえんの中なかに丸まるく枝えだを広ひろげた白しろっぽい木きが目めにつきます。

よく見みるとクリーム色いろの小ちいさな花はなが枝先えださきにたくさんついています。花の後あとにつけねの部分ぶぶんが膨ふくらんできます。

ふくらみは6月頃がつごろに赤あかく熟じゅくして楕円形だえんけいのサクランボに似にた果実かじつが実みのります。渋しぶみと酸味さんみとかすかな甘味あまみがあって食たべられます。
グミの仲間なかまはユーラシア大陸たいりくから東南とうなんアジアやオーストラリアまで50から70種しゅほどあるそうです。
いつも葉はをつけている常緑じょうりょく、または冬ふゆに葉を落おとす落葉らくようの低木ていぼくです。つる性せいのものもあります。日陰ひかげに比較的ひかくてき強つよいそうです。葉にはたくさんの毛けがあり白しろっぽく見みえます。トゲ状じょうの短みじかい枝えだがあります。
日本にほんにはナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、ツルグミなど十数種じゅうすうしゅがあります。
グミの名前なまえは地方ちほうでの呼よび名な（方言名ほうげんめい）の「グイミ」が縮ちぢまって名なづけられたという説せつがあります。方言名で「グイミ」の「グイ」はとげのことで「ミ」は実みのことだそうです。