ケイトウ 秋が旬の花です。ニワトリのとさかのような花から名前がついたそうです。オレンジ色で穂のような花を咲かせるものもあります。

この記事は約4分で読めます。

学名がくめい:Celosia argentea 漢字名かんじめい:鶏頭 別名べつめい:韓藍(カラアイ) 英語名えいごめい:Cockscomb  分類ぶんるい/科名かめい:ヒユ科ケイトウ属
おおきさ:30~60cm よくかける場所ばしょにわ  よくかけるつき:6~9月
なつからあきころまで花壇かだんなどにほのうのようなあかいもふもふのかたまりのようなはなくきさきにつけます。茎は赤紫あかむらさきで葉の葉脈ようみゃくも赤紫です。

アジアやアフリカの熱帯地方ねったいちほう原産げんさん毎年まいとし花を咲かせる多年草たねんそうです。
日本にほんには奈良時代ならじだい中国ちゅうごくをとおって、やってきたそうです。そのころは、紅色あかいろの花のしるを「うつしめ」に使つかったところから韓藍(カラアイ)とばれていたそうです。日本にほんではふゆさむいので冬越ふゆごしできないためはるたねをまいてなつに花を咲かせ冬にれる一年草いちねんそうとなっています。
花がにわとりのトサカにていることから鶏頭(ケイトウ)と名付なづけられました。


花の色は一般的いっぱんてきにはあき黄色きいろですがオレンジ、むらさき、ピンクなどさまざまな色の園芸品種えんげいひんしゅがあります。

そだてやすい花ですがタネから移植いしょくきらうので咲かせたい場所ばしょにタネを直蒔じかまきします。タネはくろで小さくつやがあります。
タネは日光にっこうたると発芽はつがしにくい(嫌光性けんこうせい)のでタネの上に土をうすくかぶせます。

あきの花です。
仲間なかま植物しょくぶつにノゲイトウがあります。

てんてん
てんてん

日当ひあたりやみずはけがよくないと立枯病たちがれびょう灰色はいいろかび病がやすくなります。また連作障害れんさくしょうがいも出るので数年すうねんごとにそだてる場所ばしょえることがいそうです。

連作障害

毎年まいとしおな場所ばしょに同じ花や野菜やさいそだてることを連作れんさくといいます。連作すると、その花や野菜を病気びょうきにするきん有害ゆうがいなセンチュウがつちなかえたり栄養えいようすくなくなって花や野菜のそだちがわるくなります。