学名:Phyllanthus urinaria 漢字名:小蜜柑草 別名:キツネノチャブクロ(狐の茶袋) 分類/科名:コミカンソウ科コミカンソウ属
大きさ:10~40cm よく見かける場所:道ばた よく見かける月:6~10月
花言葉:秘めた意志
大きさ:10~40cm よく見かける場所:道ばた よく見かける月:6~10月
花言葉:秘めた意志
初夏から秋にかけて道ばたで葉を広げています。葉は茎から分かれた小枝に右と左に、たがいちがいについています。小枝の葉は夜には2列が上側へ眠るように閉じます。
小枝には丸い小さな実がぶら下がるようについています。
雌雄同株ですが雄花・雌花ともに花びらがなく目立ちません。
もともとはアジア全体に分布する冬に枯れてしまう一年草ですが世界の暑い地方などに広がっているそうです。
大昔に稲や麦などの栽培植物といっしょに日本にやってきたといわれています。
日本では関東地方より西の暖かい地方の道ばたや畑などに生えています。
小枝の下の丸い実には、たくさんの種子が入っています。
名前の「コミカンソウ」は小さな赤く熟した実がミカンに似ているところから名付けられたそうです。
丈夫で広がる力が強いので放っておくとどんどん殖えていきます。
外国からやってきた帰化植物のナガエ(長柄)コミカンソウはコミカンソウより実の柄が長く上に出ているので見分けられます。
ナガエコミカンソウはコミカンソウと違って夜になると葉が下に向くそうです。
てんてん
夜に葉を閉じる動きを就眠運動というそうです。
しつもん いけん かんそう