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ゴウダソウ 「ルナリア」 満月のような実が特徴です。和名のゴウダソウ(合田草)は東京美術学校(現・東京芸術大学)の合田清教授に由来しているそうです。

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学名:Lunaria annua 漢字名:合田草 別名:ルナリア 英語名:Lunaria 分類/科名:アブラナ科ゴウダソウ属
草丈:30~100cm よく見かける場所:庭 花の時期:4~6月 実の時期:6月~
花言葉:収穫
春にオオアラセイトウによく似た紫色の花を咲かせていました。しばらくするとまん丸の薄い実をつけます。種の部分が透けて見えます。
ヨーロッパ原産でイタリアからバルカン半島に自生しているそうです。日本には明治初期に渡来し耐寒性があるため観賞用に北海道から東北地方にかけて栽培されました。
属名の Lunaria はラテン語の「Luna(月)」からきています。
和名のゴウダソウ(合田草)は明治後期にフランスから日本に本種の種子を持ち込んだ東京美術学校(現・東京芸術大学)の合田清教授に由来しているそうです。
観賞用植物として栽培されています。その他に果実をドライフラワーとして利用されます。月のような独特の形状から生け花の花材やドライフラワーとして用いられます。

いつも通るおうちの庭先に紫色の花を見つけました。初めはオオアラセイトウだと思っていました。良く似てます。

オオアラセイトウ

6月に入ると満月のような実ができていてびっくりしました。いつものようにグーグルで調べるとゴウダソウとわかりました。

てんてん
てんてん

アカダニ、アオムシやヨトウガに注意です。

合田 清
1862年に江戸で生まれました。明治13年(1880年)に17歳でパリに渡り木口木版を学び明治20年(1887年)に帰国し本格的な木口木版(こぐちもくはん)の技法を伝え指導に努めました。

明治29年(1896年)に東京美術学校西洋画科が開設された際にフランス語を教えました。
明治38年(1905年)には版木に湿版写真ネガの下絵を貼り込む方法を考案しました。享年77。

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