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サンシュユ 木の実は八味地黄丸等の漢方方剤にも使われています。

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学名:Cornus officinalis Sieb. et Zucc. 漢字名:山茱萸 別名:ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ 英語名:Shan zhu yu 分類/科名:ミズキ目ミズキ科
高さ:5 – 10メートル ~ cm よく見かける場所:日当たりの良い日当たりの良い肥沃地 庭 公園  花期:3~5月
早春に黄色い綿毛のような花を咲かせます。ミモザに似ていますが葉が無い茎に花を咲かせます。花の後に葉が芽を出し花には赤いグミのような実がなります。
中国浙江省及び朝鮮半島中・北部が原産といわれる落葉小高木から高木です。中国や朝鮮半島に分布しています。
江戸時代に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ薬用植物として栽培されるようになったそうです。日本では一般に花を観賞用として庭木などに利用されています。
山茱萸は漢名(中国植物名)で音読み(サンシュユ)が和名の由来です。日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名です。秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて「アキサンゴ」とも呼ばれています。

春を迎えるのが木々の花で感じられます。コブシやモクレンなどつぎつぎと花が咲いています。見つけたらどんどんご紹介します。

てんてん
てんてん

サンシュユは夏には葉がイラガやカナブンの食害を受けます。緑地のサンシュユにカナブンがやってくるのでしょうか。

生薬として
10月ごろに赤熟した果実を採取し熱湯に数分間浸してからザルに上げて種子を取り除き日干し乾燥させた果肉(正確には偽果)は生薬に利用されるそうです。山茱萸(さんしゅゆ)の名で日本薬局方に収録されています。滋養強壮の目的で、牛車腎気丸、八味地黄丸等の漢方方剤にも使われています。
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