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スイフヨウ 白い花が赤い花に花色が変わる様子を酔っ払いの顔色になぞらえて酔芙蓉(スイフヨウ)と名付けられたそうです。

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学名:Hibiscus mutabills f.versicolor 漢字名:酔芙蓉 英語名:Cotton rose hibiscus 分類/科名:アオイ科フヨウ属
高さ:1~4m よく見かける場所:庭 公園  よく見かける時期:7~10月
花言葉:心変わり

夏の終わりから秋にかけて白いフヨウと同じような花を咲かせます。

午前中は白色ですが日が暮れるに従って赤みを増し、夜には完全な紅色になります。夜に赤くなった花は翌朝は萎んでしまいます。
中国の中部を原産の落葉低木です。フヨウの園芸品種で性質もフヨウと同じです。
白い花が赤い花に花色が変わる様子を酔っ払いの顔色になぞらえて酔芙蓉(スイフヨウ)と名付けられたそうです。
花を観賞するため庭園や公園に植えられています。

真夏のように気温の高いときは朝早くから色が桃色になってしまうようです。秋になって気温が下がった曇りの日には午後まで白い花が残っています。見頃のニュースがありました。

てんてん
てんてん

花色の変化は色素のアントシアニンのおかげです。

スイフヨウの花色の変化は花弁の中でアントシアニンの合成が進むために起こるそうです。
朝、咲いたばかりは花弁にアントシアニンは含まれていませんが午後になると細胞内でアントシアニンを合成する酵素が活性化して花弁にアントシアニンが貯まり、次第に赤みを増してくるそうです。
白い花には基本的にヒトの目に色づいて見える色素は含まれずに細胞内の隙間で起こる乱反射などで白く見えているそうです。
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