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トキリマメ 晩秋に莢の皮がだんだん乾いて薄くなり開きます。開いた莢のふちに真っ黒で光沢のある種子が2個ぶら下がっています。

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学名:Rhynchosia acuminatifolia 漢字名:吐切豆 別名:オバタンキリマメ(大葉痰切豆)分類/科名:マメ科タンキリマメ属
草丈: ~10m よく見かける場所:野山 よく見かける時期:花7~9月 実 11月〜

夏にツルから伸ばした茎先に黄色い蝶のような花をたくさん咲かせます。葉は薄く互生で3つの小葉が目につきます。小葉は卵形で付け根の部分が幅広で葉先にかけて細くなってとがってみえます。


晩秋に明るい赤色に熟して莢の皮がだんだん乾いて薄くなり開きます。莢の中には真っ黒で光沢のある種子が2個入っています。種子は莢が開いたあとも莢のふちにぶら下がっています。

本州の関東地方より西に分布するつる性の多年草です。山野に生え植物に絡みながら巻き付き長くなると上から下へぶら下がっていることも多いです。
名前「トキリマメ」の語源は不明のようですが「タンキリマメ」に似た名前です。

てんてん
てんてん

タンキリマメとの違いです。

【タンキリマメ(痰切豆)】
葉っぱが厚く葉っぱの先の方に一番幅の広いところがあります。枝葉にうぶ毛があります。

【トキリマメ(吐切豆)】
葉はタンキリマメより薄く葉っぱのつけ根の方に一番幅の広いところがあります。

しつもん いけん かんそう