学名:Papaver dubium 漢字名:長実雛芥子 英語名:Long-headed poppy 分類/科名:ケシ科ケシ属
大きさ:15~60cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:4~5月
大きさ:15~60cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:4~5月
春に道路のわき、空き地など、いろいろなところでオレンジ色の花たくさん咲かせています。
地中海原産の秋に芽を出してロゼット葉で冬をこして花を咲かせる一年草(ときには越年草)です。
名前「ナガミヒナゲシ」は実が細長いので「長実」ヒナゲシと名づけられたそうです。英語名もLong-headed poppy(頭の長いポピー)です。
花の後にとっても小さな黒っぽいタネをたくさん作ります。一つの株に数十の実を作り一つの実には約1600粒のタネが入っています。一株でだいたい十万粒以上のタネを作ることができます。
古いタネからも芽を出すことができ、さらに根や葉から他の植物の成長をおさえる物質(アレロパシー)を出しているため、すごいいきおいで広がっています。
日本では1961年に東京都世田谷区で初めて確認されたそうです。そのあと、九州地方などにも広がり2000年をすぎると全国へ広がっています。世界でもほとんどの地域に広がっているそうです。
今まで、その地域にあった植物に影響を与える植物なので、いろいろな地域で駆除の協力を地域の人に呼びかけています。
てんてん
駆除するには、タネを作らないように花を摘むこととロゼット葉のときに根っこから抜くことだそうです。
しつもん いけん かんそう