PR
いいね! (2 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

ネジバナ 芝生の庭に顔を出しています。ランの仲間です。

この記事は約2分で読めます。

学名:Spiranthes sinensis var. amoena 漢字名:捩花 別名:モジズリ(綟摺) 英語名:Lady’s tresses Screw flower 分類/科名:ラン科ネジバナ属
草丈:10~40cm よく見かける場所:芝生 背の低い草原  よく見かける時期:4~9月
花言葉:思慕
芝生の庭にうすピンクの小さな花を茎に沿ってらせん状に咲かせます。根元から柔らかい細長い葉を数枚出します。
アジアを中心に広い地域に分布するキンランやギンランと同じラン科の多年草です。

名前も、ねじれて咲く花の様子からつけられました。英語名も花の様子が婦人の三つ編みのような髪型に似ているところからついています。
ラン科の植物にしては珍しく日当たりの良い場所に咲きます。そのため、雑草扱いされることが多く、芝生とともに刈り取られてしまうこともあります。
江戸時代には、葉に斑入りのものなど栽培されていたそうでが、基本的に栽培が難しく固定した品種は、少ないようです。
こぼれ種で殖えて群落を作ったりしますが、環境が変化すると群落がなくなってしまいます。ラン科の仲間なので地中菌と共存しています。そのため、植え替えたりすると枯れてしまいます。

我が家の庭にも一時期咲いていましたが、今は見当たりませんが、ご近所では写真のように群生しているお庭もありました。

てんてん
てんてん
右巻きと左巻きの両方があります。ねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体もあるそうです。右巻きと左巻きの比率は大体1対1のようです。