学名:Phryma leptostachya subsp asiatica 漢字名:蠅毒草 分類/科名:ハエドクソウ科ハエドクソウ属(クロンキスト体系ではクマツヅラ科)
大きさ:50~70cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:7~8月
大きさ:50~70cm よく見かける場所:どこでも よく見かける月:7~8月
夏になると急に花の茎をのばし長い穂先に唇のような筒状の小さな薄ピンク色の花をつけます。
花のすがたは、おなじハエドクソウ科(サキゴケ科 サギゴケ属とされていることもあります。)のトキワハゼによく似ています。
実はイノコヅチに似た「ひっつきむし(引っ付き虫)」になります。
日本やヒマヤラ・東アジアに分布している毎年花を咲かせる多年草です。丘から山の林のなかにふつうに生えています。
ハエドクソウ科は一科一属一種の稀な科といわれています。
和名のハエドクソウ(蠅毒草)は植物全体に有毒成分があり根の絞り汁を煮詰めた汁をハエ取り紙に使われていることからきているそうです。
(今のハエ取り紙はハエをくっつける成分だけで有毒成分は使われていないそうです。)
穂先が長く小さな花がついているので季節的には、ちょっと早めのミズヒキによく似ています。
てんてん
「ひっつきむし」といっても虫ではありません。
ひっつきむし
しつもん いけん かんそう