PR
いいね! (2 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

ハクサンフウロ 東北地方から伊吹山までの高山に自生する多年草でエゾフウロの亜種です。 

この記事は約3分で読めます。

学名:Geranium yesoense var. nipponicum 漢字名:白山風露 別名:アカヌマフウロ(赤沼風露) 分類/科名:フウロソウ科フウロソウ属
草丈:30~50cm よく見かける場所:高山 よく見かける時期:7~8月
夏の高原でピンク色の五枚の花びらをいっぱいに開いて咲いています。花色は濃いピンクから薄いピンクまであります。葉は手のひらのように広がり、ふちがふかく切れ込んでいます。

日本原産の東北地方から伊吹山までの高山に自生する多年草でエゾフウロの亜種です。
名前「ハクサンフウロ」は石川・岐阜両県にまたがる白山で発見されたので名付けられました。
高山帯のお花畑の中に見ることができる花で秋には葉が紅葉します。

亜種は同じ種でも分布する地域により色や形に違いがみられ地域間で異なる集団だそうです。
エゾフウロがハクサンフウロの基本種となるそうです。
ハクサンと名が付く花は、ハクサンイチゲ、ハクサンオミナエシ、ハクサンコザクラ、ハクサンチドリなどたくさんあります。それらは白山だけの固有種ではありません。
明治時代、西欧の植物学が盛んになり、平地から次第に高山へと研究対象が移り高山でガイドがいて登山道がしっかりとしている白山に植物研究者が多く訪れるようになり多くの新種を発見した場所が白山ということで名付けられたそうです。

ご感想など